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3 甲社は新規化学物質 X についての特許を受けた。その後、乙社は、新規化学物質 X を有
成分とする
除草剤を開発し特許の出願をし特許を受けた。次の設問についてどれが正しくないか。
甲社の新規化学物質 X は先願特許発明といわれる
乙社の除草剤は新規化学物質 X を利用した後願特許発明といわれる
甲社はその許諾を得ずに除草剤を製造、販売した乙社に対し特許権の侵害を主張できる
乙社は法定通常実施権を主張できる
4 発見や原理は特許されないが、この発見や原理を応用したアイディアは特許される。このような新原
理や発見に基づく最初の特許は、他に与える影響が大きく、権利の面でも強い力を持つことが多い。
この種の特許は、いろいろと呼ばれている。しかし、どれが含まれないでしょうか。
基本特許
マスターパテント
パイオニア特許
原理特許
5 特許、実用新案及び意匠の明細書及び図面に関し、次のうち、正しいものはどれか。
特許又は実用新案の明細書には、特許請求の範囲を記載しなくてもよい
意匠の図面説明書には、意匠に係る物品の名称、創作説明、図面説明及び図面を記載しなければな
らない
意匠登録出願するときは、平面図又は当該意匠を最も代表できる図面を代表図に指定しなければな
らない
特許又は実用新案の明細書に記載する発明又は考案の名称、要約、発明又は考案の説明特許請求の
範囲及び実施例における用語は一致しなくてもよい
6 特許の実施権は、実施の機能によって専用実施権と通常実施権とに分けられる。その実施権に関して、
誤っているものは、どれか。
専用実施権は、契約で定めた一定の範囲内で特許発明を排他、独占的に実施することができる
通常実施権者の場合には、特許権の侵害で生じた損害賠償と差止請求を両方とも否定するのが裁判
実務である
特許権者といえども通常実施権を設定した範囲内では、特許発明を実施することができない
わが
の特許法(専利法)では、実施権の設定は、それが知的財産局に登録されていない限り、第
三者に対抗することができないとする
7 特許権の侵害について、以下に正しいものはどれか。
特許権者が自己の特許権を侵害する者に対し損害賠償を請求する場合に、その者がその侵害の行為
により利益を受けているときは、その利益の額は特許権者が受けた損害の額とすることができる
特許権を侵害した者に重大な過失があったときは、裁判所は損害賠償の額を定めるについてこれを
参酌することができる
特許権者は特許権を侵害した者の行為により業務上の信用が損なわれた場合には、その者に対し損
害賠償を請求することができない
特許権者は自己の特許権を侵害する者に対しその侵害の停止を請求することができるが、当該請求
権の消滅時
はその侵害行為時からの五年である
8 わが
の特許法(専利法)の関連意匠制度(聯合新式樣)について、次の
述のうち誤っているのは
どれか。
関連意匠とは、同一の者が行った創作であって、原意匠から生じたまたは原意匠に類似する意匠を
いう
関連意匠の意匠権は原意匠の意匠権に付随する
関連意匠の意匠権は独立して主張することができる
関連意匠の意匠権は、原意匠の意匠権の取消しまたは消滅と同時に、取り消されまたは消滅する